エアコン修理
今回は、昭和61年式のE−GX71マークⅡの車両でした。
エアコンから、冷たい風が出なくなった為、修理に至りました。
車は古いですが、お客様がどうしても修理をして欲しいとの依頼だったので
まず、エアコンのガスを入れ洩れなどを点検し、不良な場所を確認出来たので
写真のような部品を交換しました。
上の写真は、エバポレーターと言う部品で、室内側のユニット内に有る
部品なので時間もかかりました。
このエバポレーターがゴミなどが付着して長年付着した状態が続くと・・・・・
腐食して穴が空きます。
穴が空いたエバポレーターは現品修理不可なので交換に至ります。
下の写真は、エキスパンションバルブと言ってガスを霧状に替える
(冷たい風に替える)もっとも重要な働きをする部品の一つです。
今回は、この部品が目詰まりを起こした原因だった為、交換に至りました。
この年式は、旧ガス(R12)を使用しているので、トラブルは多いですが
最近の車に採用している新ガス(R134a)はトラブルが少ないです。
また、最近の車には、エアコンフィルターを使用しているので
エバポレーターにゴミが付着しにくい構造になっている為に
従来のようなトラブルが少なくなっているのが現状です。
トラブルが少ないとは言え、エアコンフィルターを1年に一度は
交換しないとエバポレーターまで、ゴミが行ってしまうので
トラブルを回避する為に、定期交換をオススメしています。
エアコンのシーズンに入って来ました。
あなたの車は大丈夫でしょうか??
快適なカーライフには、エアコンはもっとも重要な装置です。
定期的に点検をするのも良いかと思いますね(^o^)/
ご不明な点等御座いましたらお気軽にご相談下さいませm(_ _)m